Yahoo!プレイスとは何か
Googleビジネスプロフィールは、Googleの検索結果やGoogleマップ上に効果的に表示させるサービスですが、Yahoo! JAPAN向けにはYahoo!プレイスというサービスが提供されています。
Yahoo!プレイスとは、店舗や施設の公式情報をYahoo!に関連するサービスに無料で掲載できるツールです。Yahoo!ロコやYahoo!地図・Yahoo!検索など、Yahoo! JAPANの各種サービスと連携しており、このツールを利用することで、アクセス分析機能を活用し、ユーザーの興味関心を把握できます。
また、ユーザーが投稿した口コミへの返信機能もあり、見込み顧客との良好な関係性を構築することが可能です。
Yahoo!プレイスの設定方法
Yahoo! JAPAN IDの作成
【1】Yahoo!プレイスを設定するためには、まずYahoo! JAPAN IDが必要です。
すでに持っている場合はそのアカウントを使用し、ない場合は新しく作成してください。
Yahoo!プレイス登録完了後に発行されるYahoo!ビジネスIDとの連携のために必要になりますので、事前に作成しておきましょう。
また、Yahoo! JAPAN IDの作成にあたっては、SMS(ショートメッセージ)を受信できる携帯電話番号が必要となります。
Yahoo! JAPAN ID作成ページはこちらです。
Yahoo!プレイス登録
【2】Yahoo! JAPAN IDの作成が完了したら、Yahoo!プレイスページに移動し、「Yahoo!プレイスに申し込む」を選んで、情報入力を開始します。
会社情報を入力する
【3】【4】【5】【6】【7】自社の公式ウェブサイトや実際の店舗の正式名称として使用しているビジネス名(企業名・店舗名)を入力します。
会社情報では、法人の場合は、「会社名」「企業形態」「企業形態の位置」「住所」「電話番号」の入力項目があり、個人事業主の場合は、「屋号名」「住所」「電話番号」の入力項目があります。
申し込み者情報を入力する
【8】申し込み者情報では、法人・個人ともに、「管理者名」「メールアドレス」「管理者連絡先」「電話番号」が入力必須となり、「審査用電話番号」「担当者コード」は該当する場合、入力します。
また、メールアドレスを入力したら、「認証番号を送信」を押すと、入力したメールアドレス宛てに認証番号が届きますので、認証番号を入力し「確認」を押して申し込みを進めます。
施設情報を入力する
【9】「店舗・施設名」「カテゴリ」「電話番号」「店舗・施設の住所」「住所のピンの位置の確認」を入力し、ウェブサイトや各種 SNS の URL があれば、合わせて入力します。
入力した情報が既にYahoo!プレイスで重複がないかどうか確認されます。
登録がなければ、引き続き申し込みを進めていきます。
電話で認証確認する
【11】施設情報で入力した電話番号を使って、電話による認証確認を行います。
「電話に出る」を押すと自動音声で認証番号が伝えられますので、番号を入力し認証確認を受けてください。
「電話に出れない場合」を押して、電話番号が未承認のままでも、申し込み自体は続けることができますが、後日、Yahoo! から確認の連絡が入りますので、対応が必要となります。
申し込みが完了したら審査結果を待つ
申し込みが完了したら、Yahoo!からの審査結果を待ちます。
メールで結果が届きますので、契約が成立したらサービスが利用できるようになります。
審査結果が届くまで数日かかる場合があります。
効果的な情報管理方法
Yahoo!プレイスもGoogleビジネスプロフィールと同様に、ユーザーに自社のビジネスを理解してもらい、探しやすくしてもらうためのサービスです。
ビジネス情報、店舗情報を提供し、写真の追加やレビューを通してのユーザーとのコミュニケーションなどを通して、Yahoo! JAPAN検索上で見込み顧客との関係を構築していくことが可能となります。
管理する情報の項目は、Yahoo!プレイスもGoogleビジネスプロフィールともにほぼ変わりませんので、合わせて登録しておくとよいですね。
LINEとの連携
Yahoo!は2023年10月にLINEと統合し、LINEで提供されている各種サービスと連携できるようになりました。
業種によっては、Yahoo!プレイスに登録し、LINE向けのサービスを強化することによって、見込み顧客との接触頻度がアップすることも期待できます。
まとめ
日本国内において、Googleに続いて検索エンジンシェア2位のYahoo! JAPAN向けの対策として、Yahoo!プレイスを利用することは、ユーザーの検索需要に応え、さらに自社ウェブサイトを検索エンジンに対して最適化する意味でも、おおいに検討する価値があるといえます。